はやく気まぐれ王子様のことを嫌いになりたい―……




そして歩いて数十分、高校に着いた。



周りには知らない子ばっかりだった

璃久くんは・・・・・いないよね。



よかっ…「「キャー!九条くん♪♪」」



女の子の黄色い声が校庭に響いた

九条くん……?もしかして…





「なにキョロキョロしてんだよ?詩音」