「大丈夫よ。 璃久は詩音ちゃんのことがまだ好きだわ」 「………っ…うそ」 「嘘だと思うなら自分で確かめて来たら? 璃久は待ってると思うわよ」 美波ちゃんは私の手をぎゅっと握って、笑ってくれた 美波ちゃん……… 「ありがとう」 私は公園から飛び出して走った。 はやく璃久くんに会いたいから