圭吾は完全に怒っていた 「違う。九条くんも…それに詩音も今日知ったみたいなの…。 高校を卒業したら2人は結婚するって詩音は泣きながら私に話したわ」 「……っ……」 「詩音は凄く傷ついたと思う だからね圭吾…もうこれ以上詩音を傷つけないようにしよう。詩音には笑っていてほしいから………」 藍ちゃんはもう泣きそうな表情で、それを見た圭吾は口を開いた 「藍……。 俺、詩音が好きなんだ」 圭吾は詩音の寝顔を見ながら藍ちゃんに告げた