幼い私はその意味も分からず璃久くんに聞いた。 『ねぇ…どぉして璃久くんのパパはお休みの日までお仕事してるの?』 そう聞いた私に幼い璃久くんは答えた 『…社長さんだからだよ。社長さんは忙しいんだ』 そう答えた璃久くんの横顔はとても悲しいそうだったことを私は覚えている 「親父が……?」 「そうよ。」 高校卒業後………。 「だから璃久…」 大好きな璃久くんはこの可愛い美波ちゃんと… 「私をもう一度、愛して?」 ……結婚するんだ。