そう言って杉田くんは微笑んだ。 「じゃあ、僕は帰りますね 詩音さん。また会ってくれますか?」 「う…ん。いいよ」 私が頷くと杉田くんは璃久くんたちに会釈をして「それじゃ…」と私に別れを告げ帰っていった。 「詩音、お前よく殴ったな!!感動したぜ」 圭吾が私の頭をポンポンと叩く 私……杉田くんに悪いことしちゃったな 「詩音…ありがとうね?」 「藍ちゃん。私たちお節介だったよね ごめんね………。」