藍ちゃんのために。 大好きな友だちのために。 「藍さん。まだ僕のこと諦めてないんですか?」 「「え……?」」 杉田くんの言葉を聞いて私と藍ちゃんは目を開いた。 「しつこいですね?藍さんって… そーいう女性は嫌われますよ」 クスッと笑って杉田くんは私たちの横を通りすぎた。 私は隣りにいる藍ちゃんを見た 「……っ……」 藍ちゃんは下唇を噛み締めもう泣き出しそうな表情………だった