「お呼び立てして申し訳ありませんね。本来ならこちらから出向くのが礼儀なのですが、お食事も兼ねてこちらに来てもらいました」
「別に構いませんよ。俺は要件が聞ければどこでもね」
エースを呼んだのは、このビルの権利を持っている国水会の総帥を務めてる笹井だ。エースは闇雲に事務所を飛び出したのではなく、笹井からのコンタクトがあって、この場所に来ていたのだ。
笹井が下座に座っているこの状況。必然的にエースは上座にある席の方に行き、少しも痛んでいない綺麗な座布団の上に腰を下ろす。
「それではそちらの要件から聞きましょうか。国水会の総帥自らのお呼び出しだしな」
エースは向かいに座っている笹井に話を切り出すように話しかける。
「気遣い感謝しますよ。それではまずは昨日の出来事について…君とお連れの男は本部で何を見ました?」
「それはまぁ色々と見ましたよ。死体とかね…」
「死体ですか。相馬と椎名の死体もご覧になったのですか?」
「椎名会長の死体は確認しましたよ。相馬とかいう男は知りませんけどね…」
探りを入れる様な質問をする椎名。エースは悩む事なく即答して返す。
「相馬をご存じないですか…それえではエースさん。あなたは睡蓮会について何処まで知っていますか?」
「そうですね。椎名製薬工業や日医と結託し、人には言えない実験をしている組織。それと多くの犠牲と救済を行っている神ってところじゃないですかね」
「ほほぉ…なるほどなるほど」
この時のエースには、普段の思慮深さがないのではないかと思うぐらい、不用意な発言をしている様に見える。今エースの目の前に居る人物は、睡蓮会の大幹部の一人。
それも日本有数の暴力のプロ組織、国水会のトップに居る男だ。冗談が通じる人でない…。
エースの行っている情報の開示は、死にも繋がりかねない発言だった。
「別に構いませんよ。俺は要件が聞ければどこでもね」
エースを呼んだのは、このビルの権利を持っている国水会の総帥を務めてる笹井だ。エースは闇雲に事務所を飛び出したのではなく、笹井からのコンタクトがあって、この場所に来ていたのだ。
笹井が下座に座っているこの状況。必然的にエースは上座にある席の方に行き、少しも痛んでいない綺麗な座布団の上に腰を下ろす。
「それではそちらの要件から聞きましょうか。国水会の総帥自らのお呼び出しだしな」
エースは向かいに座っている笹井に話を切り出すように話しかける。
「気遣い感謝しますよ。それではまずは昨日の出来事について…君とお連れの男は本部で何を見ました?」
「それはまぁ色々と見ましたよ。死体とかね…」
「死体ですか。相馬と椎名の死体もご覧になったのですか?」
「椎名会長の死体は確認しましたよ。相馬とかいう男は知りませんけどね…」
探りを入れる様な質問をする椎名。エースは悩む事なく即答して返す。
「相馬をご存じないですか…それえではエースさん。あなたは睡蓮会について何処まで知っていますか?」
「そうですね。椎名製薬工業や日医と結託し、人には言えない実験をしている組織。それと多くの犠牲と救済を行っている神ってところじゃないですかね」
「ほほぉ…なるほどなるほど」
この時のエースには、普段の思慮深さがないのではないかと思うぐらい、不用意な発言をしている様に見える。今エースの目の前に居る人物は、睡蓮会の大幹部の一人。
それも日本有数の暴力のプロ組織、国水会のトップに居る男だ。冗談が通じる人でない…。
エースの行っている情報の開示は、死にも繋がりかねない発言だった。



