ハヤトの隣で形式的な返答を述べるリュウ。侵入者の身でありながら、こうまで堂々と返答をするリュウをハヤトは内心関心しながら自分も背筋を伸ばし、一般兵の様な姿勢を取った。
「そっか。侵入者はまだ見つかってないんだ…まぁ特定は難しいだろうしな。誰が味方で誰が敵かも解らない場所だしねぇ」
男は欠伸をしながら頭を掻き、リュウに返事を返す。間延びをしそうな男の言葉は、どうにものんびりした性格をしている様に見える。
白衣についているネームプレートには、ローマ字表記で『NAITOU』と書かれているので、名前は内藤というらしい。
「そう言えばそこのお二人さん。物珍しそうにガキ共を見てたけど、この場所に来るのは初めてなのか?」
目ざとく見ていたのだろう。ハヤト達のちょっとした反応に気付いていた内藤は、そう聞いてくる。そんな内藤にどう返答しようか悩んでいたハヤトだったが、少しの間を置いてリュウがすぐに返答を返す。
「始めてではないのですが、これで2回目ですね。用事がないと来ないエリアなので…」
それで良いのかと内心驚くハヤト。突然の事なので仕方がないのだが、バレるかもしれないウソは極力避けた方がいい。
それが解らないリュウではないと思うのだが、黙りこくるよりは良いと判断したに違いなかった。そんな二人の反応を見ていた内藤だったが、特別気にかける様子はなく、表情を変えずに返答し出した。
「なるほどな。じゃあ俺がアナザーヘブンを案内してやるよ。どうせ今日は暇だしな…」
「はぁ?」
この緊急事態の状態が暇?聞く人によれば起こりかねない言葉に、ハヤトは思わず声が裏がえる。
「そんな事してる場合じゃないのでは?」
「別に問題ないだろ。侵入者も目的があって侵入しているんだろうし、黙ってても何かしらのアクションは起こすはずさ。それに無理に探そうとしても、味方同士が疑心暗鬼になって収束どころか、つぶし合いになるのがオチだろうし。だったら俺達は座して待った方が賢明だと思わないか?」
「そっか。侵入者はまだ見つかってないんだ…まぁ特定は難しいだろうしな。誰が味方で誰が敵かも解らない場所だしねぇ」
男は欠伸をしながら頭を掻き、リュウに返事を返す。間延びをしそうな男の言葉は、どうにものんびりした性格をしている様に見える。
白衣についているネームプレートには、ローマ字表記で『NAITOU』と書かれているので、名前は内藤というらしい。
「そう言えばそこのお二人さん。物珍しそうにガキ共を見てたけど、この場所に来るのは初めてなのか?」
目ざとく見ていたのだろう。ハヤト達のちょっとした反応に気付いていた内藤は、そう聞いてくる。そんな内藤にどう返答しようか悩んでいたハヤトだったが、少しの間を置いてリュウがすぐに返答を返す。
「始めてではないのですが、これで2回目ですね。用事がないと来ないエリアなので…」
それで良いのかと内心驚くハヤト。突然の事なので仕方がないのだが、バレるかもしれないウソは極力避けた方がいい。
それが解らないリュウではないと思うのだが、黙りこくるよりは良いと判断したに違いなかった。そんな二人の反応を見ていた内藤だったが、特別気にかける様子はなく、表情を変えずに返答し出した。
「なるほどな。じゃあ俺がアナザーヘブンを案内してやるよ。どうせ今日は暇だしな…」
「はぁ?」
この緊急事態の状態が暇?聞く人によれば起こりかねない言葉に、ハヤトは思わず声が裏がえる。
「そんな事してる場合じゃないのでは?」
「別に問題ないだろ。侵入者も目的があって侵入しているんだろうし、黙ってても何かしらのアクションは起こすはずさ。それに無理に探そうとしても、味方同士が疑心暗鬼になって収束どころか、つぶし合いになるのがオチだろうし。だったら俺達は座して待った方が賢明だと思わないか?」



