「なあ、え津。今から言うことを決して口外しないと誓えるか?」 鋭い目線に私は声も出せずに、首を縦にふった。 「ウチには愛する男がいた。花魁になる前からずっと。自分の立場も知っていたし、向こうも分かっていた…」 遠くを見つめ、朝日姐さんはゆっくりと語りだした。 決して一緒になることはないことぐらい、分かっている。 しかし、ある一つの希望があった。 【暗殺】 敵対している総大将の首を持って帰れば、それなりの報酬が得られ、地位も約束されている。女郎を水上げできるぐらいの…。 *