あぁ…もう時間か… いつでも夜はやってくる… 「え津。今晩も来てくださってるよ………」 女将さんが私に話しかけた。 「私は…お前が幸せになって…欲しいんだよ…」 わかってる わかってるよ 『まだわっちには、早いかと…』 「早くない…あの子も許してくれるよ。だから… ちょっと…え津!」 女将さんの話しを聞かずに私は部屋へ行った。 *