恋するキャンディ~私だけの甘々不良彼氏

「フルコースって手もあるケド?」

「どれも嫌っ!絶対…一緒に行かないから」

「オレ、あんたに何かしたか?何でそんな嫌われてんのか、全然わかんねーんだけど」

おもくそ、嫌われるような言動してるじゃない!

自覚ないのかな。




「ま、いーわ。とにかく放課後付き合えよ。迎え行くから」

「結構です!」

「じゃ、額田にバトンタッチするかな~…」

「…わかったわよ」



まぁ…今日はどうせ夜まで時間潰さないといけないし

コンタクトも前から欲しいとは思ってた。ちょうどいい機会なのかな。

…絹川くんと一緒に行くのは、どうかと思うけど。







モヤモヤした気持ちを抱えつつ、

あっという間に時間が過ぎていく。





今日は真面目に授業出たのかな。

昨日のサボリ、私は普段の行いがいいから、先生からのお咎めは何もなかった。

クラスメートも、誰も疑う事なく。



さやちゃん具合はもう大丈夫?とか言われると…

何だか罪悪感もあったり。