恋するキャンディ~私だけの甘々不良彼氏

「何でだろな…。あんな風に泣かれた事ねぇし…。もしオレがいなくなっても、泣くヤツなんかいねぇ。いつ死んでも別にいいって思ってたけど、

さやだけは…違うのかって、思ったら。何か…死ぬのがすげー怖くなった」

当麻くん…

手が震えてる。



震えを押さえるように、私も手に力を入れる。

「あんたの元に帰りたいって思ったんだけどさ、足は上手く動かねーし。相手から顔面ヒット受けたショックで、片目の網膜剥がれてさ…見えねーし。

昨日はマジ…死ぬかと思った。天が来てくれて…良かった」





うん。

うん…。






「あいつも…何でオレなんか助けたんだろな?仲間ん中で、一番恨んでたハズなのにさ」

それは…彼女との事、だよね。

逃がしたから。







「天ちゃん先輩…昨日、私を迎えに来てくれたよ?」

「知ってる…。今朝早くココ来てさ、さやの事話してった」

「えっ!?そーなの」

「あぁ…だから、さやが今日来るのもわかってた」





あぁ…だから、

来た時笑ってたんだ。

やっぱり来た、って。







私が来るのを…

楽しみに…してくれてたんだよね?