恋するキャンディ~私だけの甘々不良彼氏

当麻くんは、ニヤニヤしてる友達の輪に戻り、ベッドに腰掛け何かを話していた。

時折、盛り上がっては…みんなでじゃれあってる。

なんか雰囲気悪いなぁ。苦手なんだよね、こういう人たち。

「…鶴くん。帰ろうか」

鶴くんに片手をかけ、すがるように鶴くんを見ると、鶴くんが苦笑いしてる。

「…さやちゃんっ。オレん事、触んないほーがいいよ。絹川くんのカオが怖いっ」

え。

当麻くんを見ると、さっきまで先輩たちと喋ってたくせに

いつの間にか、こっちを見て…思いっきり不機嫌そうな顔をしている。




…もぉ。

ワガママだよ。




だったら、私たちの相手もしてよねぇ。