恋するキャンディ~私だけの甘々不良彼氏

「さ…さやちゃん。驚いた…よね。大丈夫?」


「うん。鶴くんも…大丈夫?」


「ん。オレは平気。…絹川くんのおかげで、助かった…」


鶴くんは、隣に立つ彼を見る。




絹川くん…かぁ。


違うクラスだからなんだろうけど、初めて見る顔。


一見真面目そうなのに、


さっきの表情は…


タダ者じゃ、ないよね。