悟は、地元でしっかりと調べたいと思ったからだ。もしも、妹もイジメ加害者として葬られてしまうのがいやだったからだ。 「愛未、お兄ちゃんちょっと出かけて来るぞ。」 そう愛未に声をかけると愛未が勢いよく出てきた。 「調べに行くんでしょ。私も行く!」 愛未は、悟の腕を掴んでそう言った。 「駄目だ。」 そう言ったものの、家に残して行くのも本当は心配だった。 「お願い。」 悟は、そう言われてお願いされて結局愛未を置いて出かけるのも心配でついて来るのを許した。