「喫茶店で、今話題の学校の女子高生に聞いたんだ。」 悟は、不思議な少女だったことは言わなかった。愛未が怖い思いをさせると思ったからだ。 「信憑性はあるの?」 「真剣に話してくれたから信憑性はあると思うんだけど…。」 悟は、ちょっと自信なさ気に言った。愛未は、そんな兄の姿にため息をついた。 「何も手がかりがないじゃない。」 「まぁ…な。」 悟は、困ったように言った。愛未は、兄の身体を押して代わりに椅子に座ってノートパソコンを操作した。