1 「志保!ねぇ、どうしたの?」 志保は部屋にこもっていた。もう、何処にも行けなかった。 『志保…迎えに来たよ。』 美幾の声が部屋に響く。志保は布団の中に潜り込む。 『志保…隠れても無駄よ。』 美幾はそう言って志保の布団の周りを早足で歩き始めた。 「美幾!やめて!」 志保は力の限りそう叫んだ。 すると…。 ♪♪~♪♪♪~♪♪