<愛未…本当は、逝く気は……無いのね…。> 侑菜が静かに言った。 愛未は、はっとした。兄に命の危険が迫っていることに気がついたのだ。 <おのれぇぇぇ!> 侑菜は、ドスの利いた声で言った。愛未は、兄の命の危機が本当に迫っているのが解った。 「愛未ー!逝くなぁー!」 悟は、叫んでやって来た。 「お兄ちゃんっ!来ちゃだめぇぇぇ!」