5 空は、晴れ渡っていた。 「皆さん。我が校で、悲しくも多くの命が失われました。まことに哀しいかぎりです。しかし、その命についてもっともっと、語らなければイケないと思いました。今日は、在校生と我々教師全員で亡くなった生徒たちを供養しましょう。」 学校長の空々しいスピーチが響く。 「こちらは、今日供養を行って下さいます乾(かん)ヨシ子さんです。」 紹介と共に席を立ち皆に乾は、頭を下げた。 「では、お願いします。」 全校生徒が体育館で椅子に座り乾の儀式を見守る。 「始めます。」