侑菜は、狂ったように笑い続ける。奈々は、じっと学校長の事を見る。
<誰も…私には、触れられない……。私は、消えない…彼女がいるかぎり……。>
侑菜は、言って学校長に向かって床を滑るように近づく。
「とても強い霊能者の方が来る。君をきっと救ってくれる。」
学校長は、説得を続けた。奈々は、横で黙って見ていた。
<私は、消えない……。全てに死(バツ)を…与えるまでは……。>
侑菜は、ニッタリ笑って学校長に言った。学校長の見ているモノは奈々には、見えていなかったが…とりあえず学校長を信じるしかなかった。
「君を供養すれば、全てが終わる。」



