いくら歩いても、歩いても…出口には着かない。 歩けば、歩く所の蛍光電気がつき歩き終わった後ろの蛍光電気は、消えていく。 それが、彩禾には死刑宣告のように感じていた。 忘れられるか…… 憎しみを…。 忘れられるか…… 裏切りを…。 忘れられるか…… 苦しみを…。 忘れられるか…… この…殺意……。 忘れられるか…… この…人を信じる馬鹿らしさ……。 彩禾は、何故だかその言葉を口にしながら歩いていた。 「私が…悪かったわ……。許して…侑菜……。」