彩禾は、恐怖心にかられて気がついていなかった…自分が今、知りもしない駅のホームに立っていると言う事に……。
「何処から…帰れば……いいの…?」
彩禾は、恐怖心の中…気がつき始めていた…。
「ここ…何処……?」
彩禾は、周りを見回した。何処にも出口がない。それどころか、Ⅰメートルのホームが見えない。よく見れば、今立っている場所の蛍光電気もチカチカと切れかけていた。
「誰…か……居ませんか?」
彩禾は、暗いホームに声をかけてみた。しかし、もちろん反応はない。
「しっかりしなくちゃ。」
彩禾は、自分に言い聞かせながら歩き始めた。



