7 逃げなければ。 逃げナケレバ…。 遠くへ、 誰にも見つからないように…。 私が、ワタシであるうちに…。 沙織は、逃げていた。 数多の骸を喰らい、侑菜に支配されそうな身体と心を連れて……。 「はぁっ、はぁっ…。」 沙織は、暗い道端に座り込んだ。こうするしか…なかった。 …………………………… 「あっ…う゛ぅぁ……。」