3 「愛未…お兄ちゃん少し会社に行って来るから、戸締まりをして留守番するんだぞ。」 悟は、愛未に声をかけてから静かに部屋を出た。 愛未は、部屋から出られなくなった。 『死』の恐怖が、自分にも迫っていたからだ。 恐い… 怖い… 命が危ない。 誰にも気づかれずにこの世を去るかも知れない。 ♪~♪♪~♪~♪♪~ 電話がなった。 あの、不気味な電話を思い出して足がすくむ。 ♪~♪♪~♪~♪♪~ 居留守を使っているのが電話の相手にはバレてる気がした。