沙織は、悲鳴を上げる看護師の口を塞ぎニッタリと笑った。 「つぅぎぃのぉぉぉ……獲物はぁぁぁ…お前だねぇぇぇ……。」 沙織は、焦点の合っていない瞳を向けて静かに言う。 看護師の口の端から血が流れ始める。沙織が、首筋に喰らいつく。看護師の瞳から生気が失われていく…。 「私は…みんな殺すよ。みんな…みんな…ね。」 沙織は、言って肉を引きちぎる。看護師の足がピーンっと突っ張って身体全身が痙攣する。 看護師の『死』が迫っていた。そっと静かに…確実に。 命が、散った。