2 「えりぃぃー!!」 柩の中で眠る娘を呼びながら母親は、狂ったように泣いていた。 「衣理っ!衣理っ!なんでっ、なんであなたが死ななきゃならないのっ!なんでよぉぉぉ!!」 母親は、焼香をしていく人達には目もくれずに娘の死にたいしての悲しみを泣き叫んでいた。 「姉さん。」 衣理の母方の伯父(母親の弟)は、泣き崩れている姉に声をかけて立ち上がらせると部屋の奥へと連れて行った。