「開けても…いい?」 衣理は、聞いて恐る恐るドアをゆっくりと開けた。 中は、カーテンが引かれて薄暗かった。 「沙織…。」 ゆっくりと足場を捜すようにゆっくりと進む。そして、“何か”…に躓(つまづ)いた。 「何かしら…。」 衣理は、気になってそうぉっと足元を見た。“何か”が有るのが解った。 衣理は、目を懲らしてじっくりと足元を見た。 「ひっ!」 そう言って衣理は後ずさった。 そこにあった“何か”それは、『死体』だった。 「なぜぇ…誰も……言うことを…聞かぬ……のだぁ…」