報復サイト~正義の死(バツ)を~

  

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「お兄ちゃん、図書館に行く?」


 愛未は、兄に聞いた。


「うん。少し取材したことを整理したい。」


 悟は、言ってタクシーを図書館に走らせた。愛未は、ノートパソコンをずっと見ていた。


「こんにちは。」


 悟は、窓口に声をかけた。


「いつもの部屋ですね。どうぞ、鍵です。」


 窓口の女性は、言って鍵を前に出して屈託なく笑った。


「ありがとう。」


 悟も笑った。
 二人はいつもの閲覧室に入った。悟は、自分ののノートパソコンを使い取材した内容の整理。愛未は、閲覧室のパソコンを使って情報収集。