「女将…。」 部屋はそんなに広くないはずだが部屋の行き止まりは全く見えない。それでも、引き寄せられる。暗く深い闇の中に誘われて行く。 「こっち……だよぉ。こっちにおいでぇ…。」 声は響いてる。 吸い込まれて行く。 誘われて行く…。 「女将…いったい、何をなさっているのですか?」 代理女将は、そう言ってどんどん奥に入って行く。