悟は見出しと記事に食いついていた。愛未は、泪を拭いて兄の横に座った。 「日付は樹莉さん事件から13年後か。」 悟はそれに関する記事を見る。 「学校長が、学校で自殺?こんなに事件が起きていても責任無しを貫いていた奴が自ら命を絶つなんてありえない!そう思うだろう、愛未?」 悟は、自分の意見を興奮気味に言って愛未に意見を求めた。 「お兄ちゃん…私たち…この事件に関わっちゃいけないんじゃない?」 愛未は、ようやくそう言った。此処に来て初めて悟の顔色が変わった。