エリクシル

「え?」

ルシの突然の発言にサラが驚いた。

ルシの予想通り、誰かが近づいてきた。


大柄の男だった。

「なんのようだ?」

ルシが問う。


「悪いが、お前らの旅はここで終わりだ。」

男がしゃべった。


「お前、あいつの仲間か。」

ルシが男の正体に気づいた。

「ごちゃごちゃうるせぇ!」


男がルシにつっこんできた。

ルシは間一髪、避けるが男の手が刃物にかわっていた。

ルシとサラが驚くと、男が喋りはじめた。


「オレの身体は賢者の石と合成されてんだよ。」