「え?」

自分の右肩が湿ったのに気づき、
凪沙は自分の肩を見る。

「あ!味噌汁~…。
弥生ちゃん、ごめんね。
私がふらふらしたから…」

いつも通りそうやって謝ってくる。
むかつく。

「ちょっと、凪沙!大丈夫?」

「うん、大丈夫!」

「凪沙ちゃん…片付けるの手伝う…?」

「麻里ちゃん、ありがとっ」

「おい凪沙~!お前きたね~!w」

「五月蝿いなあ~」