僕らは知らなかったから




うちは何も言わなかった。
反論したら負ける気がした。


「美緒、もういいよ」

凪沙は悲しそうな目でうちと美緒を見る。
すると美緒は納得しない表情で、服を
洗いに行った凪沙についていった。

うちは黙って席について給食を食べた。

クラスの皆からは冷ややかな目で見られた。