善はチビ達の隣の部屋でひとり。
「善?寝た?」
「寝る…」
「オヤスミ。なんかあったら呼んでね?」
「ん~…」
善の部屋には夫婦の寝室に繋がるボタンがあって。
善が押せばナースコールのように知らせが来るシステム。
双子達の画像はリアルタイムで寝室のパソコンへ。
よし、しっかり眠ってる。
確認してからリビングに行くと、雷さんがセキュリティーを作動させていた。
あまりにも大きな家だからこればかりは仕方ない。
「寝るか」
「うん」
一緒に向かうのは夫婦の寝室。
ここには具合が悪い時以外入っちゃいけないと教えているから滅多に子ども達は来ない。
だってあたしは子ども達のママだけど、雷さんのママじゃないから。
夫婦の時間はちゃんと大事にしてくれる雷さんがたまらなく好き。
「わりぃ、電話だ。はい、藤間。おぉ、なんかあったか?」
夜も昼も関係なく、仕事の電話は後を絶たない。
「善?寝た?」
「寝る…」
「オヤスミ。なんかあったら呼んでね?」
「ん~…」
善の部屋には夫婦の寝室に繋がるボタンがあって。
善が押せばナースコールのように知らせが来るシステム。
双子達の画像はリアルタイムで寝室のパソコンへ。
よし、しっかり眠ってる。
確認してからリビングに行くと、雷さんがセキュリティーを作動させていた。
あまりにも大きな家だからこればかりは仕方ない。
「寝るか」
「うん」
一緒に向かうのは夫婦の寝室。
ここには具合が悪い時以外入っちゃいけないと教えているから滅多に子ども達は来ない。
だってあたしは子ども達のママだけど、雷さんのママじゃないから。
夫婦の時間はちゃんと大事にしてくれる雷さんがたまらなく好き。
「わりぃ、電話だ。はい、藤間。おぉ、なんかあったか?」
夜も昼も関係なく、仕事の電話は後を絶たない。


