「……ま、真奈…。どうしよう、これ」



「あらら…どんまい」


教室に着いてみたら、あたしの席には水城が座って寝ていた。


……何で?




「ちょっ……」


「頑張れ!」


真奈はあっさりあたしを見捨てて自分の席に着いた。





寝顔……綺麗だな。


ってあたし変態みたいじゃん!



「水城っ!起きてよ」


頑張って起こしてみると…うーん、と唸って起き上がった。



「んぁ…?」


か、かわいい…。


ポーッとあたしを見ながら目を擦る姿は天使みたい。


って言いすぎかな。


いや、でも金髪だし。




…ずっきゅーん。