「でも夜は大丈夫か?」



「うん。



大丈夫だよ」



にこりと笑う春奈。



やっぱり春奈の笑顔が癒やされる。



他の奴が笑っても何も思わない。



春奈の笑顔だけが俺の癒やし。



今、春奈が誰に向いているのか



分からない。



だから5年間の空白を埋めていっている。



全てを取り戻すために。