鼓動の聞こえない、お兄ちゃんの胸に、



うずくまるようにして、



あたしも眠るんだ。



よみがえる幸せな気持ち。



お兄ちゃんの唇に、そっとあたしの唇を重ねて、



ほらね……お兄ちゃんの誓いのキスの相手は、



やっぱり、あたしじゃないと駄目なんだもん。