『ちょっ…鏡花っ…』 だって、だってね。 嫌なんだもん。 一緒がいいの。 だからね、お兄ちゃんも、 あたしと一緒に行こう。 目の前には、力尽きて横たわるお兄ちゃん。 その横で、倒れながらも笑顔のあたし。