Love or Like




答え合わせが進まないテキストをバシッと叩きながら、ついでに同時に残り少ない昼休みを示すために振り子時計を指差した。



追試まであと2日しかないのだ。



ぶつぶつと何かを言いながら指先で回していた赤ペンを握り直した創平を見て、


また考えたくないことが頭の中を占領する。



つくづく思わせぶりな奴だ、と。




自分の出る試合を見に来いなんて。

まさかいろんなとこでいろんな子に言い回ってんじゃないのか?

天然の女たらし?
まさかのわざと?




いっそその方が諦めもつくもんだ。



付き合ったりするつもりもなく、ただ好意を向けられたままの状態でありたいと、


そんなクズ男みたいな男だったら。



「こっちから速攻で離れるっての・・・・」