「睦海!」
家から自転車を出そうとしていたら隣の家に住む祥太郎があたしを呼び止めた。
「おはよう、祥太郎」
あたしが笑うと祥太郎も笑って
「塩野くんから連絡あったんだけど…」
早速、祥太郎には話が入ったみたい。
「来年、全面的にウチのチームのサポートをしてくれるって。
…来年はフル参戦出来るよ!」
祥太郎は嬉しそうにあたしの背中を叩いた。
「お前の事が気に入ったみたい。
また別の機会にでもじっくりと話をしたいってさ」
あの塩野さんが…
一瞬、井上さんの怒り狂う顔が頭に浮かんでしまった。
「お前、なかなかやるなあ!!
あの会社がスポンサーについてくれたらかなり大きいんだぞ?」
祥太郎はあたしの頭を撫でた。
…フル参戦。
夢のような話だ!!
「また来年も頑張ろうな!!」
あたしは大きく頷いた。
家から自転車を出そうとしていたら隣の家に住む祥太郎があたしを呼び止めた。
「おはよう、祥太郎」
あたしが笑うと祥太郎も笑って
「塩野くんから連絡あったんだけど…」
早速、祥太郎には話が入ったみたい。
「来年、全面的にウチのチームのサポートをしてくれるって。
…来年はフル参戦出来るよ!」
祥太郎は嬉しそうにあたしの背中を叩いた。
「お前の事が気に入ったみたい。
また別の機会にでもじっくりと話をしたいってさ」
あの塩野さんが…
一瞬、井上さんの怒り狂う顔が頭に浮かんでしまった。
「お前、なかなかやるなあ!!
あの会社がスポンサーについてくれたらかなり大きいんだぞ?」
祥太郎はあたしの頭を撫でた。
…フル参戦。
夢のような話だ!!
「また来年も頑張ろうな!!」
あたしは大きく頷いた。