パパがいなくなって、ママとあたし達じゃ防犯上どうも不安がある、という事で光さんがそのまま同居している。

部屋もあたしの部屋。

あたしはベッドで、光さんはベッドの下に布団を敷いて寝ている。



「いい女…か」

今日は無視され続けると思っていたのに光さんはあたしがベッドに入るのを見てベッドの端に腰を掛けた。

「…楽しみにしてる」

ちらっと光さんを見ると微笑んであたしの髪の毛を撫でた。