この想いを君に… −睦海の高校生活編−

「お前なあ…」

祥太郎はため息混じりにあたしを見つめて

「自分のバイクならまだしも、他人の、しかも仕事用のバイクを…」

「ああ!でも!!」

転倒した女の子が慌てて手を振る。

「このまま帰れば…怒られるって言ったからこの子が…」

祥太郎はしばらくその女の子を見つめて首を傾げる。

「あ!」

祥太郎は目を丸くして

「ドゥカティの塩野くんの彼女!!」

女の子も祥太郎を見つめて

「あ!!最速ライダー!!」



…何、知り合いなの?