「いい女になったら…」

光さんは何かを企んでいる目をして

「すぐにでも結婚するわ〜」



あたしは目を見開いて

「本当?」

と聞く。

「そりゃ…」

光さんはますますニヤリ、として

「でも言うとくけど。
俺の『いい女』の基準は祥太郎よりもレベルが高いで〜」





また地に落ちた。