「…相馬くん、君は……」 「何だよ」 暦がひどく呆れたような、辛そうな、よく分からない顔をしている。 「君にとって如月さんは何ですか?」 あれ、おかしいな。 暦がおかしいんじゃない。 俺が、おかしいんだ。 おれ、が、おかしい。 『友達』だろ? 遼は友達だ。 なのに何で答えられない? 俺は呆然としたまま、凛と笑顔で話している遼を遠目で見つめる。