この三人が居なかったら、あたし、まだ1人でポツン…だったかも。 「え〜…もうみんな知っていると思うが、今日は転校生を紹介する」 担任が軽く紹介をして、ドアの外に居る転校生に、教室に入ってくるように促した。 おお、いよいよだ。 暦くんは可能性は低いと言ってたけど、やっぱり捨てきれない『女の子かも』というほのかな期待。