海辺の狼〜イケメン4人に愛されて〜



「ど、どうした…」

「…いや…」


あたしが顔を覗き込むと、紅次郎に目線を逸らされてしまった。

ガ、ガーン。

なんかちょっとショック…??

遼ちゃんショック…。


「……遼、もう朝練終わるぞ」

「あ、うん。戻ろう」


あれ…普通の紅次郎だ。

やっぱり、さっきのは気にすることなかったのかも。