「こんなチンケな銃かよ…………」

「なんてこと言うんだ。抜群の性能だぞ。」

「だからってこれはないだろ……………」


「お前はまだ入りたてなんだ。我慢しろ。」

「冗談じゃねぇぞ……!」


「それから、このウォッチをつけろ。」

「ん………?なんだこれ?」

「非常用のアイテムだ。いざとなったら真ん中のボタンをおせ。」

「役に立つのか?」

「使えば分かるさ。それからこのサングラスを携帯しておけ。」

「これは?」

「赤外線付きの追跡装置だ。横のボタンを押せば作動する。そして、このチップをターゲットにつければマップに位置を示してくれる。」