そして、父と恐る恐る血液内科へと診察へ向かったのです。

待合室で待っていたけれど、なかなか順番が来なかった為に、私は少し席を離れたのです。

すぐ戻って来るからっと、父に伝えて、戻って来ると父が丁度診察室から出てきたのです。

お父さん、診察終わったん?
父は、表情が堅く無表情で私の方へと向かってきたのです。

『検査結果…

急性骨髄白血病やって…』
私は、なんて言っていいのか…

心の中で、やっぱり的中してしまった…っと思いました。

だから、熱も下がらず以前実家に帰った時も、父の顔色が白かったのです。

貧血気味だったのも、呼吸が上手くできなかったのも、風邪ではなかったのです。
父は、緊急入院となり車椅子を用意してもらい、病室の手配が決まっていったのです。。