そして、母は元気のないまま、手術の前日だったのですが。。

偶然なのか?

父の死と引き替えに、母の気力と体力を考えると、このまま手術は危険ということで、一旦手術は中止になったのです。

父が亡くなるまで、母は胆嚢も悪くなっていたため、手術をした方がいいと医師から言われていたのですが、父の死を境に母の体調は少しずつ良い方へと向かって行きました。

何故か。。

父が身代わりになり、最後まで、母を見守ったように思いました。

あのまま、母の手術が行われていたら、母の心臓や体力など、もっていたのかなっと考えたりもしました。
父は、毎日欠かさずに母の傍にいた人でしたから。

母も、その後は数年、精神的にも、かなりうつ病になり、夜寝ている時にうなされたりすることが、また増えていきました。

精神的に弱い母は、体調がある程度良くても、精神的な面から病が起こることが多くなりました。

パニック状態や、不眠症、引きこもり、無気力、など、一人で家にいることができず、私は、母をみないといけない毎日が続きました。
パニック状態が一人になると起こるようになっていたのです。