そうして、義理の父との同居も、約四年が経った頃でした。

義理の母の体調は一緒に住む前から聞いて知っていたのですが。。

義理の父の体調が、少しずつ悪化していたことには、なかなか私達家族にも気付けなかったんです。。

義理の母、良く病院に定期的に診察に行き、検査をして、体のケアをしていました。入退院の繰り返しでした。

母の方の体に家族は意識していた為に、父の診察も行ってはいたのですが、糖尿病や、過去に大腸癌になり、腸の悪いものをいくつか摘出したことも覚えていました。

病気って、ある意味当時は自分には、まだ若かったので、分かりにくい存在でした。

いきなり、母が家の中で倒れたり、日常的に続いていたので、旦那は敏感に注意して見守っていました。

私は、まだ、当時は実家の両親も元気だったので、この頃は、どこか、第三者の目で、義理の父や母や、旦那の思いを、外から見ていたんだと思います。

命の意味も、理解出来ていなかった時期でした。

なんで、こんなに病院へ。何故?こんなに救急車が…
何で…?

こんなに弱い体なんだと。不思議に思うばかりでした。。
病気で、体の弱い人の気持ちは、この頃には理解できなかったように思います。